檔案狀態:    住戶編號:1440148
 2笨 的日記本
快速選單
到我的日記本
看他的最新日記
加入我的收藏
瀏覽我的收藏
機票好貴 《前一篇 回他的日記本 後一篇》 悠然囈語
 切換閱讀模式  回應  給他日記貼紙   給他愛的鼓勵  檢舉
篇名: かさ地蔵
作者: 2笨 日期: 2008.03.27  天氣:  心情:
昔..昔...雪深い山奥に貧しい百しょうの夫婦が住んでいました。
ある年のくれのことです。
明日はお正月だというのに御もちも1つぶの米もありません
この夫婦は貧乏だけれど仲のよい夫婦でした。
百しょうはおかみさんが作ったかせ玉を町へ売りに行くことにしました。
これを売ればお正月の御もちや魚が買えるだろうと思ったからです。
そとはこの冬一番の寒さでした。
でも、百しょうは元気よく出かけて行きました。山を越え、谷を越えていつもの地蔵とうげにやってきました。

「お地蔵様もきっとお寒いでしょう。」と言って

百しょうはお地蔵様の頭に積もった雪を払ってあげました。
何時間も歩いて百しょうはやっと町に着きました。
大晦日の町は大変にぎやかで、人も車も忙しそうに行ったり来たりしていました。
「かせ玉あ、かせ玉あ」と張り上げながら百しょうは一生懸命歩き回りました。
しかし、だれも一つも買ってくれません。
その時一人のお爺さんがとりかかりました。

「どうだ?売れたか?」
「いいえ、ぜんぜん」
「それじゃあ、私のこのかさを買ってくれないか
その代わり私がそのかせ玉を買ってあげよう」

百しょうはお爺さんが売っているかさとかせ玉を取りかえっこしました。
それで気がすんだのでしょう。
百しょうは取り換えたかさを背負って今朝来た道を帰って行きました。
そしてまた地蔵とうげまで戻って来ました。

「お地蔵様、おもちは買えませんでした
お供えもできなくて申し訳ありません。」

心のやさしい百しょうはまた雪を払い落としてさっき取り換えたかさをお地蔵様の頭にかぶせて上げました。
家へ帰るとすぐ百しょうは今日の事をすっかりおかみさんに話して聞かせました。
するとおかみさんはにっこりして
「それはほんとにいいことをなさいましたね。」といいました。

その夜のことです。
地蔵とうげのお地蔵様達が大きな大きな荷物を背負って雪の積もった山道をザックザックと歩き始めたのです。
そして百しょうの家の前まで来るとお地蔵様達は立ち止り、背中の荷物を下しました。
家の外で変な音かしたので百しょうの夫婦は目を冷ましました。
二人がそっと戸を開けて見ると驚きました。
雪の中におもちや野菜や魚や着物がいっぱいおいてあるのです。
そして真っ白な雪の中をかさをかぶったお地蔵様が急いで帰って行くのが見えました。

「あ、あんた、お地蔵様が...........。」
「うん.............。」

二人は嬉しそうに顔を見合わせました。
このおくり物のおかげでその年はすばらしいお正月になりました。
それからも二人は仲よく幸せに暮らしました。

==================END====================
標籤:
瀏覽次數:63    人氣指數:463    累積鼓勵:20
 切換閱讀模式  回應  給他日記貼紙   給他愛的鼓勵 檢舉
給本文愛的鼓勵:  最新愛的鼓勵
機票好貴 《前一篇 回他的日記本 後一篇》 悠然囈語
 
給我們一個讚!