「今でも」
指を 髪にからませて
名前 つぶやきながら
あなた 想う 胸の中
あの日と 変わる ものはない
傷は いえてみても
跡は 残るから
忘れることは できない
振り返える 哀しい心が
あなたのこと 待ちわびでいる
今ならば あなた好みの
いい女に なれる気がするのに
口に とどいた滴は
辛い さよならの味
言葉止めた あなたの
心の音が 消えないの
ふと 口ずさんでる
誰かの 歌さえ
あなたの くせを まねてる
想い出に 背を向けなさいと
人は声を そろえるけれど
今ならば あなた好みの
いい女に なれる気がするのに